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20070530

THE VELVET UNDERGROUND 『Sweet Sister Ray』

Sweet Sister Ray

ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの2枚組ブート盤です。
ヴェルヴェッツの中でも人気が高い曲「Sister Ray」 のライブ音源のみを収めた狂ったアルバムです。
元々はレコードで出回っていたようですが、今ではそのアナログ音源をCD化したものが流通しています。

「Sister Ray」はオリジナル・アルバムの2nd『White Light ⁄ White Heat』 でも17分半ほどのボリュームがありますが、この『Sweet Sister Ray』 に収められているものは全て20分超です。
そのため2枚組で全4曲(3曲?)という形になっています。
「全4曲(3曲?)」と書いた理由は、1枚目を全2曲と解釈するか1曲と解釈するかの違いによるものです。
1枚目の1曲目(レコードだとA面)は「Sweet Sister Ray」と呼ばれるもので、「Sister Ray」 の前奏として演奏されていたものです。
これと1枚目の2曲目(レコードだとB面)の「Sister Ray」を合わせて1曲と考えることもできます。

録音時期はそれぞれ異なっていて、1枚目の1曲目が1968年4月、クリーヴランドのラ・ケイヴでの演奏、1枚目の2曲目が1968年12月、ボストン・ティー・パーティでの演奏、2枚目の1曲目が1970年、 フィラデルフィアの4rth Fret(4th Fretの綴り間違え?)での演奏1969年3月、ボストン・ティー・パーティでの演奏、2枚目の2曲目が1969年7月、ボストン・ティー・ パーティでの演奏となっています。
年代をご覧になってお分かりの方もいらっしゃるかと思いますが、1枚目の1曲目がジョン・ケイル脱退以前、2枚目それ以外がケイルの脱退以後です。
2枚目の1曲目はルー・リードのファズ・ギターが炸裂して、もの凄いことになっています。
ケイルが脱退してからのヴェルヴェッツは演奏のテンションをどんどん失っていき、 70年には以前のパワーを完全に失っていたいったという話を目にしたことがあるのですが、一時的に取り戻したのかもしれません。
僕はヴェルヴェッツのメンバーの中ではジョン・ケイルが一番好きなので、2枚目1曲目の勢いある演奏を聴くと複雑な心境になります。
とはいえ、1枚目1曲目「Sweet Sister Ray」はヴェルヴェッツとしては珍しくゆったりとした演奏で、 味があってなかなか良いものです。

ちなみにその「Sweet Sister Ray」は、本編の「Sister Ray」 が始まり歌が入ってきた直後に切れる素晴らしい編集がされています。
きっと編集をした人はドSに違いない。
まあ演奏時間が40分近くあるから仕方ないんでしょうけど。

追記

下記の関連リンクにも
収録されている演奏時期や場所の記載が僕の持っている盤とは異なります。CD作成者の記載ミスなのか、 それとも収録内容が異なるのか・・・
と書きましたが、どうも僕の持っている盤の記載ミスの可能性が高いです。
おそらく
1: La Cave, April 30, 1968 / 2: Boston Tea Party, December 12, 1968 / 3: Boston Tea Party, March 15, 1969 / 4: Boston Tea Party, July 11, 1969
これが本当の演奏時期と場所だと思われます。
演奏時間は僕の持っている盤と全く同じなので、収録内容が異なっているということはないようです。
これに伴って、上の記述を編集しました。
誤りの可能性が高い記述に打ち消し線を引き、代わりに下線付きの文を付け加えました。

  1. Sweet Sister Ray (April 30, 1968 at La Cave Cleveland)
  2. Sister Ray (April 30, 1968 at La Cave Cleveland)
  3. Sister Ray (Jan, 1970 at 4rth Fret Philly)
  4. Sister Ray (1969 at Boston Tea Party)

関連リンク

posted by maco | Comment(0) | 実験ロック
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