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20041213

スタジオ・ボイス〜STUDIO VOICE〜

SタDオ・ボイS
STUDIO VOICE

80年代流に言えばサブカルな雑誌ということになるだろうか?今回は音楽に限定したスタジオ・ボイスを紹介します。 このスタジオ・ボイスの音楽の特集号はなかなか取り上げるアーティスト/作品が深くて、 読んでみると音楽書籍にも載っていないアーティスト/作品を多く扱っています。

2000年3月VOL.291の「ADDICTED TO NOISE テクノの果て、 ノイズの彼方」と題されたノイズ特集では、なぜかノイズ特集にもかかわらず冒頭からいきなり裸のラリーズ 評論家の湯浅学氏の文が3ページ、なかなか見られないラリーズ(水谷)の写真やチラシなども掲載されている。次いでボアダムス/ハナタラシ/EYE。 EYEのインタビューが載せられているが、EYEが79〜80年に作った(リリースした?)一人コンピ『ヒットパレード2』 を聞きながらインタビュアーとカメラマンと三人で会話するというもので、「ハハハハハハ(笑)」「ギャハハハハ(笑)」 「!!!!!!!!!」「ヒーッ!!!!!!!」「ヒーッヒー(脇腹を押さえて乱闘)」 といった三人の笑いで大半が占められているもの凄いインタビューである。途中 「スタジオボイスの人どうやってテープ起こすんだろう。そういえば……(笑)。」と言っていたが、どうやら聞いたまんまを書いたみたいだ。 EYE関連の膨大な数の作品も載せられていて、特にボアダムス以外のEYE(ハナタラシなど)を知りたい人間にとってはありがたいものだ。 そして秋田昌美(Merzbow)とJOJO広重(非常階段)の対談と、 これまた膨大な数のディスコグラフィー、灰野敬二、中原昌也 (暴力温泉芸者)、(音楽書籍/ ガイド本ではほぼ見ることのできない)ムスリムガーゼゴッドスピード・ユー・ブラック・エンペラー!と (なんか微妙なセレクト)続き、最後に評論家や愛好家が作品を15枚ずつ挙げている。

2000年7月VOL.295は「narcotic psychedelia 轟音/ クラクラ/フィードバック」と題されたサイケ特集です。最初にヴェルヴェッツ、 オフィシャル盤に加え少々のブート、それから関連アーティスト ( トニー・コンラッド、初期メンバーの アンガス・マクリースなど)の作品も載せられています。次にスペースメン3スピリチュアライズドソニック・ブーム( E.A.R.)。そしてマイブラ (12貴重な音源等が…)、ジザメリシルバー・アップルズ (こんなにSAの作品を載せるか!)、オパール〜マジー・ スターゆらゆら帝国(インタビュー、 廃盤も全て載ってます)、静香、 ホワイト・へブン〜ザ・スターズ、小杉武久タージマハル旅行団としても有名。関連作品を多数掲載)、ハイ・ライズdip割礼マーブル・シープ、 エンジェリン・へヴィ・シロップ、 花電車、羅針盤(山本精一)、 オーヴァーハング・パーティアシッド・マザーズ・テンプル、 シェシズ、ゴースト、 クリスティーヌ 23 ONNA山崎マゾ)と続き (ジャパニーズ・サイケに力を入れている模様)、またもや最後に評論家/愛好家が作品を15枚ずつ。

それからしばらくは特に買いたいと思う特集は無く……(いや、実際は手に入れ損ねたものもあります)。2004年6月VOL.342、 「ザ・ニュー・ ノーウェーブ ポスト・ニューウェーブもしくは80年代ブームの奥の奥」と題されたノー・ウェーブ特集。ノー・ ウェーブだけで特集を作れるものなのかと思われるかもしれませんが、なにもジェームス・チャンス(ジェームス・ホワイト)、リディア・ランチ、DNA(アート・リンゼイ).、マーズのみを取り上げているわけじゃなくて、 (取り上げているアーティストが多すぎるため少々割愛させていただきますが)スロッピング・グリッスル、 SPK、ノイバウテン、 アーサー・ラッセル、キャバレー・ヴォルテールノクターナルズビル・ラズウェルレジデンツペル・ウブ、上に挙げた『 NO NEW YORK』の面々、スワンズ、 L.A.F.M.S.(Los Angeles Free Music Society)、ソニック・ユースグレン・ブランカラ・モンテ・ヤング、トニー・コンラッド、 フルクサスあぶらだこイクエ・モリ(DNA)などが取り上げられています。 ファウストがそこに入っていなかったのが残念ですが…… (と言うかクラウト・ロックは全く無し。かろうじて、微妙だが、ノイバウテンが入ってるが)。最後に「THE NO MAP ノーウェイヴをより理解するための俯瞰図」という、繋がりがよく分からず「より理解する」 などとてもじゃないけど出来ない図、そして200枚の作品が紹介があります(こちらにファウストの1stが入ってます)。

この記事を書く際に読み返してみると、あらためてその半端じゃない情報量に脱帽した。ノー・ウェイブ特集だけは作品がかなり少ないが、 その代わりにアーティストの数がすごい。これからもその圧倒的な情報量をもって面白い特集をやってほしい。特にジャーマン・ プログレ関連、フリー・インプロヴィゼーション関連、電子音楽/実験音楽関連を。

COMMENTS
えーっと、ちょっとプロバイダへの使用料が引き落とされてなかったので、ただ今自宅のパソコンからはネットに繋がらない状況です……。
でもって、学校のパソコンから書こうと思ったら、パスワードを覚えてないので書けませんでした。
家のパソコンだとパスワードが記憶されていて入力しないでも記事がブログの編集や記事の作成ができるんですが。

ってか、ここに書いてあっても誰も読まんかな?
Posted by よしだまこと at 2004/12/22
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